いわゆる、退職エントリ

この度、2015年5月31日をもって現職マークアップエンジニアとして勤めていたFICCを退職することになりました。FICCに初めて面接に訪れたのが、2012年の5月28日で、翌月から働きはじめたので、実質丁度3年間になります。

また、ある程度今手につけている仕事がようやく形になってきたところで、自身の進むべき道というか今後の道筋というところで少しずつ悩みはじめたのも今から丁度1年程前だったかと思います。ただそれ自体は退職を前提に動いていたわけではなく、社内外問わず可能性を見つめて、今の今までFICCの社員として、自分なりにではあるけれども、やれるだけやってきたつもりです。

書類を整理していると、契約社員から正社員登用面接のプレゼン原稿が出てきたりしました。だいたい要約すると、「マークアップエンジニアというチームの価値や必要性を示し、格を上げていきたい。それを牽引していくには、その分野で社内の誰よりも詳しく、プロフェッショナルでなければならない。そして今は、自分が最もその分野において挑戦していて、それを周知できている。だから自分はそれをやっていけると思う。」という内容でした。

正直、その時具体的に何を言ったかというのは、それを見るまですっかり忘れていたのですが、違う形で意識として自分の中に残っていたようで、思えば今までずっと、自分の所属するチームをより価値を示せるよう働きかけたいという、そのシンプルな目的のために頑張っていたような感じがしています。それは結局ある種の承認欲求だったのかもしれません。

普段、単独行動が好きな割に、自分でも不思議なのですが、チームというものがとても楽しくて、その中で何ができるのか考えるのが好きだったりした覚えがあります。1人じゃ小屋は作れてもビルは建てられない、前習えはつまらないけれども、綱引きで息を合わせるのは楽しい。なんとなくそんな感じかなと思っています。

今回、退職・転職という形を選んだのは、自分の中ではなんというか歯切れの良い言葉にしきれない思いがあって、ひとに話す度に微妙に違ったニュアンスがあったかもしれません。その中でも確かなところを言えば、現職で何かに絶望したわけでもなく、そのまま留まるという選択肢も、また良い結果になりえたのではないかとも思っています。

ただこの先、より自分の属するチームに働きかけていくには、ひとつの会社の中で内側に価値を示すだけでは限界があり、もっと背後から鋭利なマサカリが飛んでくるような領域での挑戦が必要だと感じることが、多くなっていたのも事実で、その選択肢として、やはりまた今まで知らなかった新しい視点から仕事に取り組めるであろうというのは大きなところでした。更に言えば、自分にとってより未開の領域が、楽しみで仕方がない自分もいます。

あんまり仕事のことばかりでも少し格好が悪いのかもしれないけれど、やっぱり、人生の大半を費やすものなので、なんというか、仕事は仕事なんだけれども、苦しいながらも楽しいと思えることしたいし、やってよかったと思いたいし、それにはやっぱ頑張らないとって思うしなんだかそういう感じです。

最後に、何の役にも立たなかった自分を拾って、何度も機会や助言をいただいたり、巡り合わせがあったり、感謝してもしきれません。FICCで縁のあった方々へ、本当にありがとうございました。最終日、時間の都合でお別れの挨拶がきちんと出来なかった方は恐縮ですが、たとえ仕事でなくてもこの先長くお付き合いがあればとても嬉しいです。
また、次職の方が見ていらっしゃるかはわかりませんが、これから縁のあるであろう方々へ、特にはじめのうちはご迷惑おかけすることもあるかと思いますが、何卒よろしくお願いします。6月1日より、次も渋谷で勤務です。